,自分自身の内省を試みる時の気をつけなければならない点としては、抽象的すぎる表現を使わない事です。よく分からないフレーズでは、人事部の人間を同意させることはなかなか難しいのです。「掛け値なしに本当の気持ちを話してしまうと、転職を決定した動機は年収にあります。」こういったケースもよくあります。ある外資系コンピュータ関係の企業のセールスを担当していた30代男性の例です。自らの事について、よく相手に話せなくて、いっぱい不本意な思いをしてきました。いまの時点からでも自己診断するということに時間を費やすのは、やっぱり取り返しがつかないものでしょうか。それなら働きたい会社とはどんな会社なのかと聞かれたら、なかなか答えることができないが、今の勤め先に対して感じている不満を聞いてみると、「自分への評価が適正でなかった」という感想を抱いている方がそこかしこに見受けられます。一回でも外国籍の会社で就業した人の多数派は、そのまま外資の経歴を続けていく雰囲気があります。最終的に外資から日本企業に戻ってくる人は、とても珍しいということです。新卒ではない者が仕事に就くには、臨時の仕事や、派遣の仕事で、まずは「職歴」を作り、中堅企業を狙い定めて採用面接を受ける事が、原則の逃げ道なのです。「自分の選んだ道ならばいくら辛くても頑張れる」とか、「自分を進化させるために無理して苦しい仕事を選別する」というパターンは、頻繁に小耳にします。一般的に日本企業で体育会系といわれる人が採用さることが多いのは、言葉遣いがちゃんとできるからに違いありません。体育会系といわれる部活動では、先輩後輩の関係がきちんとしているため、どうしても学習できてしまうものだと言えます。「就職超氷河期」と一番初めに呼ばれた時の若者たちは、新聞記事や世間の雰囲気に吹き流される内に「就職できるだけ助かる」なんて、就職先を固めてしまった。就職したものの入れた企業について「こんなはずじゃあなかった」や、「こんな職場なんか辞めたい」等ということを考えちゃう人は、大勢おります。職場の上司がバリバリなら幸運なのだが、そうではない上司ということであれば、どのようにしてあなたの能力を見せつけられるのか、あなたの側が上司を誘導することが、肝心。大きな成長企業であったとしても、１００パーセント絶対に何十年も存亡の危機に陥る可能性が無いということじゃない。だから企業を選ぶときにそういう要素についても時間をかけて情報収集が不可欠。ハッピーに業務を進めてもらいたい、ほんの少しでも良い勤務条件を許可してあげたい、チャンスを開発してあげたい、スキル向上させてあげたいと会社の方でも思いを抱いているのです。年収や職場の待遇などが、大変よいものでも、労働の環境こそが悪化したならば、再び仕事を辞めたくなる恐れだってあります。いくら社会人であっても、誤りのない丁寧語、謙譲語、敬語などを使っている人ばかりではありません。このように、このような状況でもただの恥とされるだけなのが、面接の際に敬語を使い間違えると致命的（不合格を決定づける）なことが多い。
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