,不動産投資に興味を持って資料請求をしただけでも、「ねちっこく売り込んでくる」と考える人もいらっしゃるかも知れません。だけど資料請求した程度のことでは、営業スタッフもアプローチすべき相手とは思わないものです。不動産投資セミナーに参加するなら、主催者とか講師のメンバーがちゃんとしているセミナーを選ぶと良いでしょう。何度も開かれているセミナーに関しては、評判を調べてみるという手もあります。不動産投資と呼ばれるのは、個人で所有している物件を転がすという場合もありますが、そういった何でも売れたバブル期のような売買差益を狙う投資ではなく、手堅く家賃収入を狙うという明快な投資です。収益物件と呼ばれているのは、毎月決められた額の家賃収入が望める投資物件のことを指しています。賃貸マンションだったりアパートなどがそのような対象なのですが、頑張って事前知識を頭に入れておくようにしなければ、残念ながら成功できないでしょう。万一に備えた安心材料として取り組んだマンション投資であっても、不本意にも迷惑な存在になることもあるでしょう。利回りは気になるでしょうけど、結局のところ入居したくなる物件が求められます。資金の活用としてマンション投資が流行しているのは、投資信託などのように起きてから寝るまで相場を気にすることがないからなのでしょう。ただ人気とは裏腹に、ここしばらく買い時ではない状況になってしまっているようです。アパート経営の場合、悪く見ても一挙に複数入居者分の家賃収入が振り込まれるので、同じ資金を出すにしても、マンション経営と比較して利益率は高いとされます。ほぼ首都圏のことだと言えますが、不動産投資セミナーはかなり多くの人が参加しているようです。例外はあるとしても、アパートなどへの不動産投資は収益の変動が小さく、若人の精神になじむみたいです。マンション投資として見た場合、価格が安く利回りに期待が持てる中古マンションが高く評価されているのですけど、新築と同様、生活の拠点となる駅から遠くない立地の面で優位性のある場所に建てられている必要があります。一括借り上げを推進する管理会社等は、「長期家賃保証」などと宣伝をしています。宣伝を頭から信じ込まず、契約するのであれば、しっかり内容を確かめることが大事なのです。一定の賃料を保証してもらえるサブリースは、アパート経営をしてみようと思う人にもハードルが低い不動産投資かも知れませんが、自分が得をするシステムか、再確認してみましょう。アパートなどの賃貸料が収益となる不動産投資では、収益物件の価値を見極めるための尺度として利回りを重要視するわけですが、この利回りには大きく２種類あり、年間収入÷購入価格という式で計算可能な表面利回りと、収入から経費分を引いて考える実質利回りに区別されるということを頭に入れておいてください。不動産会社であるとか管理会社に任せてしまうことができますから、アパートなどを貸す賃貸経営は苦労しないで収入を得ることを可能にしてくれます。「サラリーマンはそのままで、賃貸経営をやっている」人が結構見られる理由はそれなのです。フィリピンなどの海外不動産投資について留意しなければいけないだろうと思われるのは、為替の変動リスクです。せっかく賃貸料を受け取っても、現地通貨が下落したら、その投資というのは利益が出ないのです。不動産投資はどんなものだろうと資料請求をするのだが、全然これといった物件が現れないのは仕方のないことと言えます。理想的な物件なんてなかなかないということは、利回りをチェックすればご理解いただけると思います。